中小企業における土方歳三の役割

本日は漠然としたタイトルで何の事か分からないと思います。

土方歳三の私なりの定義として

社長を補佐して、言い難い話や厳しい話を取引先や社員さんにお話して頂ける番頭さんのイメージです。

歴史に詳しい方が見えたら、突っ込まれる所かもしれませんがお許し下さい。

リフォーム工事業の年商5億円のA社の土方歳三役は専務さんです。

社長はニコニコ、ご苦労さんと言って、協力業者や社員さんと温和な話をすべく事前の厳しい話は全て代行して話をされます。

私も、この会社でお仕事をしていると、携帯電話が鳴っても、この土方さんがいると電話に出にくい雰囲気です。

それほど事務所の雰囲気もピーンと張りつめています。でもこの方は協力業者からも社員さんからも慕われています。

一方専門工事の年商10億円のB社でも、同じように土方歳三ぽい部長さんが存在します。

同様に厳しさではA社の土方さんと変わりません。

でも協力業者の評判は最悪です。社員さんからも慕われていません。

その一面を垣間見てしまった部分に先日遭遇しました。

それは、社長に新規のお客様が来社して面談していました。

駐車場の止め方が悪いようでしたが、その土方さんがお客様に直接、業者に話すような調子で、注意をしてしまいました。

私から見たら、社長の顔を潰してしまうような発言に聞こえました。

この方はその事が社長の顔を潰す、非常識な発言と気が付いていない訳です。

会社の為に自分が社長に変わり、言い難い事を発言している位の思いだと思います。

本日申し上げたいのは、社長の思いや考え方や会社の方針など良く理解して、社長をリスペクトする意識の方が必要だと思います。

社長の露払いをする土方さんの存在は会社の成長期や2代目の社長等意識して育成して欲しいと思います。

又良くない会社では、社長を馬鹿にして、社員の前でも業者に対しても、社長は分かっていない、社長の言う事を聞いてはいけない位の発言をされる幹部の方も見えます。

取りとめのない結論ですが、
近藤勇は土方や隊員からリスペクトされる存在だと思う。社長はそこに注意を払ってほしい。
又会社の発展には土方の存在が大事で欠かせないと思う。
そういった幹部社員の育成が社長の大事な仕事でもあると思う。



 

ノウハウコレクターからの脱却を

ノウハウコレクターと言う言葉をある書籍から知った。

情報商材や書籍を通して多くの知識を持っているものの、思うような収益が上がっていない状況を指します。情報を得る事で満足してしまい、実際に行動をしない。

インターネットに書いてありました。

私の解釈では、学ぶのに実践しない人の事を残念な人と言う嫌味を含めた言葉と思います。

私が起業した時も、勉強よりも営業活動、又アウトプットをしてナンボの世界、売上が無ければ、幾ら素晴らしい知識を持ち合わせても事業として継続できない。

ある大手の会計事務所の所長先生から言われた言葉です。

士業の先生でも営業活動よりも資格取得等に一生懸命で売上が上がらない。

経営者の方でも、勉強会に沢山参加して、多くの学びが出来て、事業計画等も立てるだけで実践に移せない、社員さんを巻き込んで会社の改善を進める事が出来ない。

その先生から教えて頂いた言葉です。

良いと思ったら直ぐ実践するぞ これを何度も繰り返しお経の様に、言葉に発する。脳科学的に刷り込まれるそうです。
又悪いと思ったら直ぐ止める勇気を持つ。これも重要な事です。

でも会社を船に例えれば、船長がどこに向って舵を切るか?

必要な事だと思います。

でも成り行き任せで会社を経営する方、多いようです。
嵐が来たり、台風などの外部要因で船が沈みかけては拙い訳です。

偉そうに言える立場ではありませんが、自分にも言い聞かせる事として

今儲からないなら、やり方を変えて儲かる会社にする。そんな思いと実践力が大事です。









 

売上高経常利益率と総資本経常利益率の違い

建設業界の専門新聞の記事に総資本経常利益率が5.19%に上昇(2018年度の財務統計指標のまとめ)

そんな記事を見られた、お客様の地場ゼネコンさんの社長から売上高経常利益率との違いを聞かれた。

違いについてご説明します。

決算書の中に利益が付いている名前が沢山あります。
簡単にご説明します。
売上高−売上原価=売上総利益(一般的には粗利益)
売上総利益−販売管理費=営業利益(本業の利益)
営業利益+営業外収益(受取利息・有価証券売却益・雑収入等)−営業外費用(支払利息等)=経常利益
経常利益は、日常的に発生する営業活動と財務活動から生じる収益の指標となり、企業の本来の実力を計る目安となります。
(これ以外に特別利益や特別損失を計算して税引前利益になります)

本題ですがこの社長もご存知な売上高経常利益率は(経常利益÷売上高×100)の計算式で出します。
自社の過去数値と比較する時に便利です。
分母が売上高ですので、同じ経常利益額でも売上規模の大きな企業は売上規模の少ない企業に比べて低い比率になります。

ご質問頂いた総資本経常利益率についてご説明します。
まず総資本のご説明です、貸借対照表の資本の部と負債の部を合わせた数字で、企業の資本の総額を意味します。

総資本経常利益率は(経常利益÷総資本×100)の計算式で出します。
分母が総資本になりますので、企業の財産的な規模の大きい企業の方が、少ない企業より低い比率となります。
つまり投下資本を如何に有効活用して利益を稼いでいるかを見る訳です。(総合的な収益性を示す数値です)

記事にあります、売上高経常利益率3.23%・総資本経常利益率5.19%の比率は現在の指標分析を始めた2006年以降で最高水準となったと書いてありました。

この社長の感想ですが、他社は本当にこんなに儲かっているのか?(自社の決算書を見ながら)

平均指標とはいえ。売上高10億なら経常利益3230万です。総資本5億円とすれば2595万が経常利益です。

読者の皆様、自社の決算書を見て、上記の計算式でご確認下さい。
自社の水準が分かるはずです。






 


労務費の多い現場の原価管理

材料費や外注費等外部への支出が比較的少なく

社内作業者や常用外注作業者等の実労務費比率の原価に占める割合が高い

専門工事の会社さんの現場の利益目標の作り方で成果が上がった会社のお話です。

過去3年間位前からお手伝いさせて頂いている為

工事別の原価管理や工種別の支出割合等の把握が出来ていました。

まず過去の工事データから、主な工事を選択して、工事売上高と実労務費の割合そして材料費の割合
その他重機や経費等の原価の割合を算出します。

工事の内容に分けて3種類位に分別します。

例えば100万の工事売上の現場で、実労務費が60%材料費が10%その他直接工事に掛る原価10%=工事の限界利益20%

となります。そこから平均労務費が2万とすると30人工がこの工事に掛っている事になります。

それらが見える事によって監督者や作業者が意識する事になります。(ここが重要です)

意識する事によって、目標値の設定が出来ます。仮に30人工を28人工で出来るような段取りや工程の組み方等
工夫する練習や勉強が必要なります。(間違っても作業時間を延ばす事が目的ではありません)

結果は100万に対して20万の限界利益が4万増えて24万になります。

4%の粗利益アップです。10億の売上の会社ですと4千万の粗利益が増える訳です。

その4千万を労働分配率50%として、人件費に2千万、原価は減っても固定費は増えませんので、会社の利益に2千万の増益になります。

この会社にはIT能力の高い社員がいた為、原価データの抽出から並び替え等ご協力を頂き、作業が捗りました。

もう一つ分かった事があります。それは比較的暇な年度の方が、忙しい年度よりも実労務費比率が高い事です。

つまり暇な時には社内作業者や常用外注作業者を休ませる訳にいかない会社の弱点も見えました。

弱点を補う方法は又の機会として、原価管理や計数管理は活用方法によって会社の儲けを増やす事が出来ます。

工事に関わる社員さんの利益に対する意識付けの仕組み作りの1例です。

年中忙しいけど、売上は上っているけど、利益の残らない、お金の残らない会社の社長さんは

仕事のやり方を考え直す時間が大事です

何故なら毎期利益を沢山計上できる建設会社は規模の大小に拘わらず、改善を心がけて実践しています。

 

値引きの要求パターン

年商15億円の専門工事の会社さんでの話です。

毎月1回社員さんで前月の成績を報告や年間目標値の進捗状況を確認する為に会議を実施しています。

その中で元請毎の完成高と粗利益額や粗利益率等を発表するのですが

主要先の1社が粗利益率の改善が大きく良化しました。

理由を担当者に確認した所、この元請先は提出見積額から値引きを要求される会社です。

その値引きのパターンを分析して解析されたそうです。

従って当初見積書の作成に改善?を加えたようです。

そこが成果に繋がっている訳ですが

申し上げたいことは3つです。

1つ、元請先や工事種類毎等の粗利益率の追求を実施⇒担当者の利益意識の改善
2つ、元請先の読者も見えると思いますが、常に値引きの要請をするのでは知恵が無さすぎます。
又下請が逃げて行ったり、殺してしまっては拙い訳です。
だから3つ目、本日の結論ですが、実際に下請けの原価を研究する事です。
下請けの職人が現場に入った延べ人員のメモなどから総人工の把握(出面と言います)
又下請の材料面の相場等の把握、そして下請任せの施工方法では無く施工方法等も研究する事です。

適正な価格で、生かさず殺さずの発注が出来るように研究しましょうと言う事です。

昔勤務時代にスーパーゼネコンの下請けに入った時に、スーパーゼネコンの現場所長は、下請の原価等の閻魔帳を作成して、下請の原価を概ね把握している。そんな話を聞いた事も有ります。

しかし、先ずは自分の担当している工事の利益の把握を意識する所からスタートです。


 


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