安全協力会費に現れる建設会社の経営姿勢


安全協力会費について本日は書かせて頂きます。 



建設業以外の方に簡単に安全協力会費についてご説明させて頂きます。 



元請先が下請会社から一定の料率で支払金等から相殺する会費です。 



目的は現場の安全管理の充実等で、労災事故の防止や工事上のトラブル未然防止、業者間のコミュニケーションの充実等です。 



先日お客様の会社の入金処理を見ていますと、何と、何と3%の協力会費が相殺処理されていました。3%は100万円の工事支払いに3万円を徴収する訳です。



異常な程、3%は高いと思って記入しました。 



私の知る限り0.5%位が普通に感じてります。ある中堅の建設会社では0.2%の徴収です。それでも施工額が多い事もありこの会社では安全大会や安全パトロール等を実施しても余剰資金が発生するようで、記念品の配布や会費の一定期間徴集を止めたり非常に良心的な会社です。 



0.2%と3%を比べたら1億円の施工額に対して20万と300万です。15倍の差額があります。 



問題なのは0.2%の会社の方は安全に対する活動をきちんと実施して会計報告等もされているのに、3%徴収の会社は安全に関する活動は全くなく勿論会計報告もありません。年末に業者の忘年会を実施する位です。それも別途参加会費徴収です。 



つまり値引と同じ事です。名前を変えた値引です。



相殺される側から見れば、お仕事を頂く為の一方的な上納金の徴収です。



公正、適正な経費とは思えません。 



問題点は今回強く感じました。相殺される側にコスト意識がないので、高いと知ってはいても、見積もりに価格を反映させる、又は協力会費の減額の交渉等皆無です。お仕事を頂く下請の弱い立場を感じさせる事例です。



この2社の違いに会社の経営姿勢の違いを感じました。        



0.2%の会社は毎期売上も伸び、大きく利益を計上されています。



反対に3%の会社の方はそんなに経営状況が良い会社ではありません。 



協力会はある意味、意義のある活動をする上では必要な活動であると考えます。 



我社では安全協力会を作りたい会社さんの背中を押すお手伝いもさせて頂いております。ご検討をされる場合には会計処理を含めてアドバイスさせて頂きます。



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