捨てられないネクタイ

私には捨てられない、23年前のネクタイがあります。

スヌーピーの柄が入った今は締めにくい少し派手なネクタイです。

それは23年前の4月25日に長女から頂いたプレゼントです。

短大を出て就職して、初めてのお給料から買ってくれたネクタイです。

来週25日に新卒の方は初めてのお給料が支給されると思います。

是非お父さんやお母さんにお給料から、何かプレゼントされると喜ばれると思いますし

何年たっても思い出して戴けます。

父の日や誕生日のプレゼントとは別の思いがこみ上げていつまで経っても思い出に残るネクタイです。


 

建設業の税務調査の特徴その1

ある税理士さんのセミナーの中で、建設業の税務調査の問題点として4つあげられました。

売上の計上時期・外注費(労務費との区別)・交際費(領収書の有無、袖の下)そして常に問題となる未成工事支出金の4項目について挙げられました。

私なりの経験や考察の視点でご紹介させて頂きます。

まず今回は売上の計上時期です。

通常の建設業は完成主義となっております。(工事進行基準もありますが、ややこしくなるので今回は割愛)

つまり工事の終了に伴うお引渡し時に完成工事として、売上に計上される訳です。

元請でお仕事を受注されている場合には、お引渡し時期について、例えば住宅の新築であったり、リフォーム工事等は終了時が分かるので完成工事の日が会計的に売上(完成工事高)に計上される日になります。勿論恣意的に完成日をずらして翌期の完成工事等にすれば税務調査で売上未計上とされる訳です。

しかし下請工事の会社では、終了しても工事代金が幾らか?見積は出していてもその金額でお金が頂けるか分からない状態です。

私のお客様での経験ですが、4月決算で4月に工事は終了していたが元請からの注文書が届き、工事代金が判明するのが、大変遅く3か月後工事代金の金額が決まりました。売上の計上が決算処理に間に合わず、未成工事の扱いで決算が実行されました。

税務調査があって、売上の未計上との指摘がありました。

でも私が思うに幾らか分らないのに完成工事高はどう計上すればよいのか?
又なぜ指摘を受けたか?については、4月末の決算時の未成工事支出金の金額と、翌期に売上計上後の完成工事原価が一緒だった事も有ります。つまり決算後に原価が1円も増えていない=職人さんも現場に入っていない、経費の支出も無い状態でした。

指摘はある意味正しいかもしれません、現場は決算後動いていない事になるからです。でも金額の不明は売上計上したくても出来ないのでは?と質問しました。

調査官のお答えは、終わった時点で見積の金額で、一旦完成工事高として計上して、翌期の7月や8月に金額の確定した時点で、差額を値引き処理にする。

これが答えでした。理解しにくい部分がありますが、答えとしては仕方無い事でしょうか?
納得はしていませんが、こんな事が起きる原因を突き詰めると元請先の事務処理のルールであったり、元請の担当者や下請の担当者の事務処理に対するルーズさも考えられます。

元請先の事務処理のルールとは、請負金額が決まりそこから実行予算が作成され、その予算が社内的に承認されてからしか、下請に注文書が発行出来ない=お金が払えない状態です。

元請会社も自社のルールは社内的には正しいかもしれませんが、その事で下請の資金繰りに支障があったり、税務調査に迄影響を与えている事でご理解頂き、事務処理はスムーズに行う事が優秀な下請先の確保の観点からも重要です。

又下請の担当者もお金が決まっていない事のアピールや請求を意識する事が重要です。



 


ある経営者の困り事

先日実施させて頂きました地方でのセミナー受講者からメールでご相談を頂きました。

 

年商7億円位の専門工事の会社さんのお話です。

 

それは、経理担当者が優秀で、会計の自計化も完成して、原価管理も完璧な形で実施、更に管理会計的な部分も習得された社員さんだったようです。

 

その社員さんが急に病院に入院して、かなり重い病気で従来のように仕事に復帰する事は難しいとのお話でした。

 

その方しか会計や原価管理等の作業が分からず、業務が止まってしまうので、セミナーで知り合った、私共に業務代行が出来ないか?

 

と言う相談でした。

 

会計の方は会計事務所に記帳などの作業をお願いできるが、原価管理の方は他に分かる方が居ないので困ったと言われました。

 

近くなら、お手伝いをさせて頂くことも可能ですが、片道新幹線で2時間半の距離です。

 

作業時間の確保も難しく、更に弊社のソフトでも無いので、丁重にお断りしました。

 

同じような話で最近、原価管理と会計の業務が1名の経理担当者しか分からないので、その方に何かあるといけないので、業務の仕組みや流れを変えて1人に頼る事から脱却したいとのご相談も頂いておりました。

 

この二つの事例から、まず起きてから対処やお願いをする経営者と、起きる前に対処方法等、考えている経営者の違いや差は明らかです。

 

又別の視点から専門性の高い業務である原価管理や経理作業等重要であるが故に、経営者も苦手意識もありお任せ状態になり易いと言えます。

 

細かい事は知らなくても、どんな手順でどんな事をやっているのか?

 

経営者は自分の会社の事です、把握することが大事だと思います。

 

又こんな危機管理察知能力も経営者に必要な能力といえるでしょう。

 

 

 


有言不実行

先日のイチローの引退会見が報道を拝見しておりました。

その中で 50歳まで現役、とつねづね口にしていたが、

『有言不実行の男の男になってしまったけど、その表現をしてこないと、ここまで出来なかった。言葉にして表現することは目標に近づく1つの方法だと思う』

このイチローさんの言葉に注目しました。

過去にロッテや中日で活躍した、落合監督も毎年『3冠王』を公言していましたが、公言して目標を口に出すから3冠王は毎年取れないが打点王だけでも取れた。

そんな昔の事も思い出しながら、目標を公言する事の大事さを再認識しました。

成行き任せで会社の『舵とり』をしている、駄目な経営者に目標の設定や経営計画の大事さを再認識して頂きたい時のたとえ話に最適なイチローさんの素晴らしい引退会見でした。
 


二代目新社長悩み

二代目の専門工事の建設会社の若社長の悩みです。

先代社長は70代の創業者です。

自分のパワーで創業以来、よく働き会社を此処まで(年商6億円)成長させた社長です。

最近病気の発見や体力の衰えも見え、息子に社長を譲り会長になり日常の業務から離れました。

この社長の悩みです。経営者の勉強会等には参加して、経営について学び努力されているので自社のポジションや現状の経営数値について少し分り始めた訳です。

工事の施工面では、しっかりした専務さんや工事部長さんが見えて、当面の心配は無いようですが

営業面は先代が構築した人間関係等、本音で言いたい事を言える関係で元請先との交渉もされたり、受注先の獲得も出来ていたようです。

ところが、この部分を新社長が引継ぐ事の難しさを感じているようです。

お客様のコントロールや相手との交渉等、先代独自のやり方で進められたので、自分が其処を引継ぐ為の力不足を感じているようです。

又経理面ではパソコンを扱う事が出来ない、自分の母が手書きで、銀行帳や現金出納帳等を書いて、会計事務所に渡すパターンで、原価管理等は上手く行っていません。

そんな理由で当社がお手伝いを始めたのですが、当初から期首の売掛金や未成工事受入金等の計上がかなり違っている事等、えっ?と思う事が訪問する度に沢山出てきます。

新社長に詳しくご説明をしてご理解を頂く事で、この会社の経営管理面の改善は、自信を持ってお手伝い出来ますし、ついでに新社長が建設業の利益の仕組み等も理解されて嬉しいお仕事です。

しかし、もう一つの営業面での悩みは残っています。

営業ノウハウ等の引き継ぎは難しい様です。

新社長に申し上げるのは、先ずは自社をどんな会社にしたいのか?
先代も我武者羅に仕事をしてきたのでその部分の経営理念的な部分は構築されていません。

心配でも、難しくても、自分が社長になった事は事実です。

1つずつ課題をクリアーして、遣るしかないのです。

こんな悩みの若社長は世の中に沢山いると思います。

其処を悩みと感じて自助努力する若社長と、其処に気が付かない、気がついても、日常の作業に埋没して、何をするべきか分らない社長の差は会社の規模に拘わらず大きいと思います。

そんな若社長を叱咤激励しながら私も頑張りたいと思います。






 

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